名前の変換がない上コメディーちっくなので夢小説じゃないみたいです・・・。すみません・・・。

 

 

〜日常景色〜

 

 

 

 

「新商品の開発の件なのですが、『スナック菓子などの既存の味を再現した肉まん』、で開発課のほうに指示を送ってもよろしいで

しょうか?」

 

私は背を向けて座る上司・孫策に届いたばかりの書類を読み上げた。

 

するとしばらく沈黙ののち、

 

「・・・ああ、そうだな!」

 

と短い返事が返ってきた。

 

「・・・・孫策さん、あの」

 

「ああ、そうだな!」

 

もう一度呼びかけると、今度はすばやくおかしな返事が返ってきた。

 

「・・・・・・・ティティカカ王国で摂氏300度の鍋釜から素手で何本のスパゲッティーをつかめ

るかという大会で準決勝までいったというのは本当ですか?」

 

「ああ、そうだな!」

 

・・・これは完璧に上の空である。

 

私は孫策のデスクを覗こうとそっと近づいてみると、鼻につくような接着剤のにおいと微かな塗料のにおいがした。

 

・・・・こりゃ、あれだわ・・・・

 

「では失礼いたします」

 

私は一度下がり、部長室を出た。

 

 

 

そして周瑜のいる部署に行った。

 

 

 

「周瑜さん」

 

カタカタカタカタカタカタカタ

 

返事の変わりに見事なタイピングの音が聞こえる。

 

相変わらずのシカトである。・・・まあ、慣れたもんですがね。

 

かまわず私は言葉を続けた。

 

「・・・・・勤務中に孫策さんが、ガンプラを」

 

ヴッビービービービービービー

 

その言葉を聞いた瞬間、どこを押したんだかパソコンが悲鳴を上げた。

 

「孫さーーーーく!!!!!」

 

がたーーーんと椅子をぶったおし、ものすごい勢いで部屋から出て行った。

 

足音と叫びが遠ざかったかと思ったらバーンッッッというものすごい音をたてて扉を開ける音が聞こえた。

 

「何?何かあったの?」

 

オフィスに戻ってきた際、凌統が不審なまなざしで私を見た。

 

「周瑜さんだってトイレに行きたいこともありますよ。多分、連れションでしょう」

 

つ、つれしょ・・・

 

あえてとぼけておいた・・・・おもしろいから

 

そのあとすぐに、バキッやらガンッやらなにやら痛そうな音が聞こえた後、

 

「ザク〜〜〜〜〜!」

 

という孫策の悲しげな声が響いた。

 

・・・・・・・・・・・・。

 

オフィス内には沈黙が流れ、さながら「ザク」への追悼の儀のようであった。

 

「何が許せないって、あの体格で手先が恐ろしく器用なことだよ!

 

沈黙の中でつぶやいた私の言葉を聞いた甘寧は

 

「お前は恐ろしい女だ・・・」

 

と、ぼそりとつぶやいた。

 

その甘寧を横目で見ると、腕とデスクの隙間からガン●ムの頭部部品が目に入った

 

・・・・・

 

    ・・・・・・

 

         ・・・・・・

 

 

 

 

 

お・わ・り。

 

 

 

変な話ですみません。ちなみに私はギャンダムは詳しくありません。

「ザク」もギャンダム無双の宣伝で知った感じです。